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危険物容器

危険物の運搬容器は材質、構造、最大容積について、危険物の規制に関する規則に詳細に定められています。
　　　　

• 運搬容器の材質は、鋼板、アルミニウム板、ブリキ板、プラスチック、ガラス等と定められています。
  ※ガラス容器及び一部プラスチック容器などは外装としては不可です。（下記表参照）
• 運搬容器の構造は、堅固で容易に破損する恐れがなく、収納された危険物が漏れる恐れのないものであること。
• 固体の危険物は、内容積の95％以下の収納率で収納すること。
• 液体の危険物は、内容積の98％以下の収納率で収納し、55℃の温度において漏れのないように十分な空間容積をとること。
• 運搬容器及び包装の外部には危険物の品名、数量等を表示する
  

○運搬容器の外部表示 ①危険物の品名 ②危険等級（物品の危険性に応じてⅠ、Ⅱ、Ⅲの3段階に区分したもの。Ⅰが最も危険。） ③化学名 ④第4類危険物で水溶性のものは水溶性か否か ⑤危険物の数量（何ℓかまたは何kgか） ⑥注意事項（火気厳禁、衝撃注意、禁水、空気接触厳禁など）

運搬容器に関しては下記の2つの表をご確認ください。

別表第3　（第39条の3及び第43条関係）

備考
１　〇印は、危険物の類別及び危険等級の別の項に掲げる危険物には、当該各欄に掲げる運搬容器がそれぞれ適応するものであることを示す。
２　内装容器とは、外装容器に収納される容器であって危険物を直接収納するためのものをいう。
３　内装容器の容器の種類の項が空欄のものは、外装容器に危険物を直接収納することができ、又はガラス容器、プラスチック容器、金属製容器、プラスチックフィルム袋若しくは紙袋の内装容器を収納する外装容器とすることができることを示す。

別表第3の2　（第39条の3及び第43条関係）